意外になされていないGoogle Analyticsの基本設定【第1回】

Google AnalyticsはGoogleが無料提供する高機能なアクセスログ解析ツールである。
日本でも上場企業3604社のコーポレートサイトでの導入率は、全体の約78%にあたる2806社が導入している。
弊社は、中小企業のWEB領域の支援企業であるが、中小企業でも肌感覚ではあるが、多くの企業が導入している。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atclact/active/15/012200173/021500003/
※ Nexalのテクニカルエンジニア「ニコライ」氏のブログを転載

ただ上記引用記事にもあるよう、207社ではまだ初期のタグ(Urchin、同期タグ等)を使っていることも明らかになったとあるよう、中小企業の多くがGoogle Analytics の基本的な設定がなされてないと、こちらも肌感覚ではあるが感じている。
現に弊社クライアントでも相談をいただいた当初は多くで基本設定がなされていなかった。

社内のアクセス除外設定などではないかと思われている方も多いことと思われる。
確かにデータの質を担保する上では必要な基本設定である。
大手では、データの質を担保する設定がなされている。
中小では、データの質を担保する設定がなされていることは非常に少ない。
どちらも肌感覚ではあるが、現実と近しいと思っている。

ただ、上記は基本設定の「基礎」の一部でしかない。
導入の目的、目標、そして役割が明確ではない状態で「基礎」の一部を設定していても、結局は手に負えなく、「導入している」だけの状態となってしまう。

本投稿の指す「Google Analyticsの基本設定」とは、導入目的、目標、役割などが明確になっており、それらが実際Google Analyticsへ落とし込まれていることと定義する。

インターネット上に出回っている「基本設定」とは定義が異なる点にご注意いただきたい。インターネット上での「基本設定」を狭義とするなら、本投稿の指す「基本設定」は広義と捉えていただきたい。

「なされていない」も同様に定義すると、ある事情があり「出来ないのか」、それともGoogle Analyticsの基礎がわからないから「出来ないのか」。本件では各社それぞれのある事情があることでの「出来ない」を除外し、Google Analyticsの基礎がわからないから「出来ない」ことを「なされていない」と定義する。
限られたリソースの中、本投稿をご覧いただく方には、有意義であって欲しい為、以下の方を対象とした内容とする。

●前提条件
・中小企業のWEBサイトに携わる方
・Google Analytics 導入済み

●対象者
・活かし方がわからない方
・今の状況が不安な方

出来る限り小難しい専門用語は避けているが、モレがある場合は、良きご理解をいただけると嬉しく思う。

私自身、本投稿の目的・目標としては、「自覚のない」状態の方が本投稿を一読いただき、「自覚のある」状態になっていただく一助になればと思っている。
あれだけの高機能でありながら無料のアクセスログ解析ツールはとても貴重な存在である。
「たかがGoogle Analytics 、されどGoogle Analytics」。

実際のケース別に今後数回に分けて投稿いていく。
最後までお付き合いいただけると幸いである。