前回の投稿は前書きとして前提条件を整理した。
第二回は、Google Analytics 基本設定とは何か。
定義付けに関して投稿する。
広義と狭義の違いは前回投稿【第1回】にて説明した。
今回は更に深掘りして8回に分けて【基本設定】定義付けをする。
投稿リストは以下となる。
- 【第2回-1】:定義付けの説明
- 【第2回-2】:Who(誰が):チーム(全員、担当個人)
- 【第2回-3】:Why(なぜ):実行した戦略・戦術の検証と合意形成を得る為
- 【第2回-4】:What(何を):適したデータ(目標、ターゲット)
- 【第2回-5】:When(いつ):適したタイミング(年月日・曜日・時間)
- 【第2回-6】:Where(どこで):適したツール(適したデータを取得できるツール)
- 【第2回-7】:How(どのように):適した形式(ローデータ、加工データ)
- 【第2回-8】:振返り
定義付けする理由は、ご覧いただける方のバックグランドは様々である以上、一人一人捉え方も異なる為、出来る限り意図している伝えたいことを伝わりやすくする為である。
長くなってしまうが、前提条件を一読いただき、理解いただいた上で今後の投稿をご覧いただきたい。
出来る限り小難しい専門用語は避けているが、モレがある場合は、良きご理解をいただけると幸いである。
限られたリソースの中、本投稿をご覧いただく方には有意義であって欲しい為、以下の方を対象とした内容とする。
前提条件
- 中小企業のWEBサイトに携わる方
- Google Analytics 導入済み
対象者
- 活かし方がわからない方
- 今の状況が不安な方
では、Google Analyticsの基本設定とは何か。
まずGoogle Analyticsの基本設定を改めて定義する。
各社により経営戦略や事業戦略が異なることより、一概には言えないが、以下定義はおおよそ外してないと思っている。
Google Analytics の基本設定とは、「チーム(意思決定者含む)で実行した戦略・戦術の検証及び合意形成を得る為に適したデータを、適したツールで、適したタイミングに、適した形式で取得できる環境が整備されている」こと。
基本的なフレームワーク「5W1H」に落し込みをすると以下になる。
- When(いつ):適したタイミング(年月日・曜日・時間)
- Where(どこで):適したツール(適したデータを取得できるツール)
- Who(誰が):チーム(全員、担当個人)
- What(何を):適したデータ(目標、ターゲット)
- Why(なぜ):実行した戦略・戦術の検証と合意形成を得る為
- How(どのように):適した形式(ローデータ、加工データ)
5W1Hのフレームワークに当てはめている為、わかりづらい順序になっている為、並び替えしてみる。
- Who(誰が):チーム(全員、担当個人)
- Why(なぜ):実行した戦略・戦術の検証と合意形成を得る為
- What(何を):適したデータ(目標、ターゲット)
- When(いつ):適したタイミング(年月日・曜日・時間)
- Where(どこで):適したツール(適したデータを取得できるツール)
- How(どのように):適した形式(ローデータ、加工データ)
これで腹落ちしやすくなったかと思われる。
Google Analytics の基本設定とは、「チーム(意思決定者含む)で実行した戦略・戦術の検証及び合意形成を得る為に適したデータを、適したツールで、適したタイミングに、適した形式で取得できる環境が整備されている」こと。
現場でPDCAサイクルが回らないなどの課題を解決して欲しいとご依頼を多数いただくが、その場合、多くは上記が明確になっていないことが非常に多い。
5W1Hを更に深掘りし、それぞれの質が高い状態であれば、PDCAは回りやすくなる。
PDCAサイクルとは、(PDCA cycle、plan-do-check-actcycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。 Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善することである。※Wikipedia参照
次回は、5W1Hを更に深掘りをしていく。